在宅副業と言えば、クラウドワークスやランサーズ、シュフー、ジモピーなどの
仕事を発注する側と仕事を受ける側をつなぐプラットフォームを利用する方が
多いと思います。
私はサラリーマン時代より副業をしていますが、クラウドワークスもランサーズも、自分が受注者側(仕事を受ける側)として利用した事はありません。
何故ならこれらのプラットフォームでは、結局、特定のスキルがある人では無いと稼げないし、誰でもできる仕事では単価が安すぎるからです。
以下、私が発注者側で良く利用するクラウドワークスで副業としては稼げない
理由をお話しします
副業で稼ぐの定義について アルバイトやパートと比較して
クラウドワークスで稼げるのか稼げないのかのお話しをする前提として
どの程度の報酬(収益)があれば稼げていると定義するのかについて
触れる必要があると思います。
皆さんであれば、どの程度稼げれば良いと判断しますか?
これがもし、1時間で100円稼げれば良いや、500円ならラッキーというなら
私はクラウドワークスを続けても良いと思います。
でも、副業で稼ぐ、、、、というなら、やはり実際のアルバイトやパートと
比較して同程度またはそれ以上稼ぎたい、、というのが本音では無いでしょうか?
誰でもできる仕事の単価はどのくらい?
そこでプログラミングなどの特殊スキルが必要ではない、初心者でもできる
テープ起こし(文字通り音声テープをワードなどに打ち直す作業)、ライティング、タスク(簡単な物でいえばアンケートみたいなもの)
の単価がどの程度かお話しします。
というか、単価自体はクラウドワークスを実際に見て募集中の仕事を見てみると
現在の単価が分かるのですが大体の相場は下記です。
タスクの単価
この仕事の多くがアンケートの様な物です。
私も発注者側として良く利用しますが、数百文字の記入をして大体10円~30円
です。
発注者側としては激安なので良く利用します、ここから手数料約20%を引くと
自分の手元に来るお金がどれだけ安いかわかると思います。
また、このアンケートの条件や説明を見ているだけで数分~10分かかるので
1タスクするだけで15分かかるとしたら、時給換算したら、自分の手元に来る
お金は数百円程度です。
そして、アンケートだから適当に答えれば良いや!なんて思っていると
承認されないケースもありますので注意が必要です。
ライティングの単価
こちらも私がアフィリエイトをするので良く利用しますが、
発注者側からすると、こんな安い単価で書いてくれるの?と驚いてしまいます。
初心者の場合、1000文字100円~150円
中級だと 1文字0.3円(1000文字で300円)
程度です。
実績をためて、良い文章を書けるようになれば1文字1円でも仕事が来ますよ!
なんて言っている方もいますが
余程の特殊な文章が書けない限りその単価の仕事で仕事の依頼はしませんし、
そもそも1文字1円で発注する仕事の割合はクラウドワークスでは少ないです。
発注者側からすると、実は文書の質は多少低くても構わないんです。
なので、なるべく安く書いてくれるライターさんを探して、あとは文章を直してくれる校正に回せば(これも安くお願いできるんです)、ある程度、質の良い記事が書けるからです。
このライティングという作業は募集の際に”初心者歓迎!誰でも簡単!”などと
書いておりますが、
実際に取り掛かると余程自分が事前にもっている知識が無い限り、発注者側が
依頼する記事を書く為には、情報収集などの事前準備が必要となります。
なので、文章を1000文字書く(タイピング)するだけなら10分程度でできるかも
しれませんが、時給換算すると、これも300円~600円程度しか稼げませんし
それがず~っと安定して稼げる訳でもありません
何でそんなに単価が安いのか?稼げないのか?
この様に書くと、そんなに稼げないなら、仕事を受ける人がいなくなって、
発注する側も困るから単価も上がっていくのでは?
と不思議に思う方もいるかもしれませんが、
アルバイトやパートと違って、この副業には最低賃金という法律は当てはまりません。
アルバイトやパートも市場の原理(発注者と受注者が自由に決める)に完全に
当てはまると、受注者側の報酬はどんどん安くなっていきます。
それでは国民の多くが受注者であって、その生活を最低限補償できないので
アルバイトやパートには最低賃金法が適用されます。
でもクラウドワークスなどで行う仕事は、あくまで受注者側は個人事業主なので
最低賃金は適用されないのです。
そうすると、どんどん仕事の単価は安くなっていきます。
クラウドワークスを利用する方は全世界にいます。
海外の方もいますし、アルバイトやパートに出る事が出来ない方で
少しでも稼げれば良いと思っている方も沢山います。
なので、アルバイトやパートより単価は安くなりますし、
先ほども説明した様に、発注者側もなるべく安く仕事を依頼したいので
いくら実績がある人でも単価が高いと仕事の依頼はしなくなります。
じゃあ、どんな副業をすれば良いの?
結局、この疑問に突き当たると思います。
副業で稼ぐ為には、自分が発注者側になることが必要です。
私が行っている様な物販、アフィリエイトは、クラウドワークスなどの
受注する仕事では無いので、報酬が出るのに時間がかかりますが
一旦稼ぎ始めると、その報酬はクラウドワークスの副業レベルの話ではなく
一般の会社員以上の収益を稼ぐことが出来ます